健康&美容コラムvol.5

楽しいだけではないおしゃべり!なんと健康効果があるんです

2020.12.8

こんにちは。
突然ですが、毎日どのくらい、どのようにおしゃべりをしていますか?
先日、classA薬局が発行している健康情報誌を読んでいて、『おしゃべりは健康に役立つ』という面白い記事を見つけました。
最近は、メールなどオンラインでのコミュニケーションが増え、近所の人とのお付き合いも少なくなり、以前より人と話す時間が減っている方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、“おしゃべりが脳にもたらす効果”をお伝えします。
これを読んだら、人と話すことが好きな方も、人と話す機会が少ない方も、よりおしゃべりが楽しくなること、間違いなしです。

おしゃべりによる健康効果のご紹介

脳は活動するとき、たくさんのエネルギーを必要とするため、普段はエネルギーをなるべく使わないようにしているといわれていますが、日々同じことをしていると脳への刺激が少なくなってしまいますよね。
そんな普段は控えめに活動する脳は、実は新しいことが大好き!少しの刺激で喜びを感じてくれるのです。
つまり脳は、「省エネ」「飽き性」。でも「新しいもの好き」なのです。新しい情報で刺激することによって、様々な健康効果が得られそうです。

◎脳が活性化する

脳の神経ネットワークは使うことで鍛えられますが、使わなくなると衰えてしまうこともあるようです。おしゃべりをすることにより脳の広い範囲が刺激されるので、脳の働きが活性化され、集中力や生産性の向上に繋がります。
おしゃべりは有効な脳トレの一つと言っても良いでしょう。

◎ストレス解消になる

心に悩みや不安をためてしまうと、どんどん大きくなります。ためこまないで誰かと会話することで、考えが整理され、頭がすっきりします。
誰かとおしゃべりをすることで、人とのつながりを感じ安心感を得ることもできます。

◎人とのつながりが生まれる

健康的な暮らしには、健全な体と心、生活や目的を共有している仲間が必要だと言われています。
おしゃべりは良好な人間関係を築くために重要です。コミュニティの中での人とのつながりは生きがいや楽しさを感じさせてくれるでしょう。

脳が喜ぶおしゃべりのポイント

◎前向きな話でポジティブに

脳はかしこい半面、勘違いをしやすい面もあります。愚痴や悪口が多いと脳は自分の事と勘違いしてしまい、時にはネガティブな考えや思考に繋がってしまうこともあるかもしれません。
できるだけ前向きで楽しい会話を心がけましょう。

◎新しいこと、知らないことで刺激を与えよう

未知の事柄に出会うと、脳は強い刺激を受けます。初めて会う人、初めて聞くこと、初めて知ることは脳の活性化に役立ちます。
新しいことを学んだり、知らない道を歩いたりすることも脳によい刺激となります。

◎相手との言葉のキャッチボールを大切にしよう

相手がいるおしゃべりの特徴は言葉のキャッチボールが必要なところ。
相手の発言や反応を受け止め、言葉選びなど、ちょっとプラスアルファのコミュニケーションを心がけると、自分にとっても相手にとっても有意義で楽しいコミュニケーションになり、脳全体の活性化にも繋がります。

いかがでしたか。おしゃべりする事って楽しいだけではなく、たくさんの健康効果があることを知っていただけたのではないでしょうか。
今はコロナ禍で友人や親せきに会う機会が減っている方も多いと思いますが、無料のオンライン通話などを利用して、おしゃべりを楽しむ時間をつくってみるのはいかがでしょうか?
そしてその時は、普段からおしゃべりする機会が少ない方も、話すことが好きな方も、“脳が喜ぶおしゃべり”を積極的に実践してみるとよいでしょう。